アンス・ファティ、バルサ退団が目前 将来的な買い戻し条項も協議中

スペイン紙『マルカ』によると、バルセロナは今週中にもアンス・ファティのモナコへの完全移籍を正式発表する見通しだ。

バルセロナは6月1日の時点で、モナコが1100万ユーロの買い取りオプションを行使する意向であることを把握していた。しかし、両クラブは現在も契約の細部について最終調整を続けており、それが正式発表の遅れにつながっているという。ただし、『マルカ』は移籍そのものが破談になる可能性はないと伝えている。

アンス・ファティ本人はすでにモナコとの合意を完了しており、4年契約にサインする予定だ。また、モナコの給与体系に合わせるため、年俸面でも一定の調整を受け入れることになっている。

『マルカ』によると、今回の交渉でバルセロナが重視しているのは将来的な復帰の可能性を残すことだという。クラブは過去のケースと同様に買い戻し条項の設定を求めており、さらに将来モナコがアンスを売却した際の移籍金の一部を受け取れる条項についても協議を進めている。

バルセロナは、自クラブの下部組織が育てた才能ある選手への扉を完全には閉ざしたくない考えで、アンス・ファティについても将来的な復帰の可能性を残したい意向だ。

両クラブの交渉は順調に進んでおり、『マルカ』は買い戻し条項と将来売却時の分配条項についても合意が近いと報じている。そのため、移籍は今週中に正式発表される可能性が高い。

23歳となったアンス・ファティは2025-26シーズン、モナコで30試合に出場して12ゴールを記録。かつて世界最高峰の若手として期待された才能が復活の兆しを見せた。

バルセロナでは公式戦123試合に出場し、29ゴール10アシストを記録。2020年には市場価値が8000万ユーロに達したこともあった。

『マルカ』によると、アンス本人、モナコ、そしてバルセロナの三者は、今後もリーグ・アンで成長を続け、バルサで鮮烈なデビューを飾った頃の輝きを再び取り戻すことを期待しているという。

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